コラーゲン化粧品

コラーゲン化粧品って何か取り入れていますか？私は、取り入れていません、まだ。

実は、コラーゲン化粧品が良いとSNSでも見かけるので、気になってはいるのですが、まだ何も使っていない状態です。そういう方は多いのではないでしょうか？

そこで今回は、コラーゲン化粧品を使ってみたいけど、どういうものを使えば良いかわからないという方に向けて、私が調べたコラーゲン化粧品の選び方をご紹介します。

大前提のコラーゲンとは？

そもそも、コラーゲンが何かを理解できているでしょうか？

コラーゲンはタンパク質の1種なのですが、もっとバラしていくと、人や脊椎動物の真皮や骨、軟骨、人体などにあるアミノ酸からできています。

コラーゲンはⅠ型、Ⅱ型、というようにタイプが30種類ほどに分けられます。

例えば、お肌の真皮と表皮を繋ぐ間にはⅣ型コラーゲンが存在しています。

Ⅲ型コラーゲンは「若返りのコラーゲン」ともいわれるコラーゲンです。

このように、一言で「コラーゲン」と言っても、そのコラーゲンが存在する部位や役目が様々異なっています。

そして、エイジングケア世代になると、お肌の弾力が弱ってきたり、ハリのないお肌でしばしば悩む方もいらっしゃると思うのですが、このような状態の場合は、Ⅲ型コラーゲンが不足しています。

正確に言うと、Ⅲ型コラーゲンの生成が衰えてくるため、十分なハリや弾力のない肌になってしまうというわけです。

だから、コラーゲンの生成をサポートしてくれる成分を選んだり、インナーケアでコラーゲンを取り入れる必要があります。

コラーゲン化粧品で全ての肌悩みを改善できるわけではないですが、乾燥が原因の肌悩みであれば効果が期待できます。

例えば、毛穴、くすみ、小じわなどは乾燥が原因で悪化していくことがあるので、そういった場合にコラーゲン化粧品を使うと良いです。

そして、コラーゲンは安全性の高い成分なので、どのような肌質の方でも使うことができます。だから、コラーゲンは化粧品に配合されやすい成分なのです。

コラーゲン化粧品を選ぶときは、その分子量に注目してみてください。

分子量の大きなアテロコラーゲンは、お肌表面の保湿に向いているでしょうし、加水分解コラーゲンは分子量が小さいので、角層の保湿に向いています。

このように、化粧品の全成分を見ると、コラーゲンの分子量の違いから様々な名前がついたコラーゲンがあることがわかると思いますが、過度にコラーゲンだけを意識して化粧品を選ぶ必要はありません。

しかし、コラーゲン成分の中でも、企業戦略として一般的なコラーゲンの名称ではない名前のコラーゲン成分は、コラーゲン以外の成分と組み合わせて開発されたものもあるので、注意したほうが良いかもしれません。

むしろ、コラーゲンよりもコラーゲン以外のエイジングケア成分や保湿成分がしっかり入っているか、自身の肌悩みにあった成分が入っているかに、着目したほうが良いです。さらには、お肌内部のコラーゲンの生成のサポートをしてくれる成分が入った化粧品は尚良いです。

コラーゲンは様々なタイプ、分子量のものがあります。化粧品に配合されているコラーゲンの違いも同様です。しかし、コラーゲンだけに着目して化粧品を選ぶ必要はありません。その他のエイジングケア成分や保湿成分にも注目して化粧品を選ぶようにしましょう。