肌質とは?
自分の肌質が気になる方へ
スキンケアやエイジングケアを行う上で、自分の肌質に合わせた化粧品選びが必要になることを知っていますか?
「口コミやランキングサイトで有名な化粧品を使っても肌荒れが改善しない」
「有効成分が顔に浸透している気がしない…」
こんな肌悩みを抱える人は、自分の皮膚の状態を正しく理解していません。
つまり、長い時間をかけてスキンケアをしても効果が得られなくなります。
そこで今回は、肌質とは何かについて詳しく解説します。
肌質とは
肌質とは、あなたの皮膚の特徴を表す言葉です。
こうした皮膚のタイプ別にスキンケアを行うのが基本となり、自分が陥りやすい肌荒れ症状の対処法を知るためにも役立ちます。
肌質は変わらない…?
自分の肌質は遺伝的要因だけで決まり、変えにくいものだと思ってはいませんか。
実は、そうではないのです。
肌質が遺伝で決まることは事実ですが、日々の生活習慣などにも影響を受けます。
例えば、肉類しか食べない女性は脂性肌になりやすいですし、ニキビなどの肌荒れ症状を起こしやすいといえますね。
要するに、一概に肌質は変わらないとは言い切れないわけです。
だからこそ、日々のスキンケアを徹底することが大切ともいえるでしょう。
肌質の種類
肌質の種類は、普通肌・脂性肌・乾燥肌・インナードライ肌の4つの種類に分けられます。
ここでは、タイプ別に肌質の特徴についてお伝えします。
普通肌
ノーマルスキンとも呼ばれる普通肌は、皮膚に必要な水分量皮脂量がバランスよく入った理想の肌質です。
いわゆる「美肌」と呼ばれる女性の多くは、遺伝的要因またはスキンケアによって普通肌を保っています。
脂性肌
皮膚の水分量に比べて皮脂量の多い肌質を脂性肌といいます。
この場合、毛穴の詰まりやニキビなどを生じやすくなり、スキンケアだけでなく食習慣の改善をしなければ症状は進行しやすくなってしまいます。
乾燥肌
乾燥肌とは、皮膚の水分量と皮脂量が不足した状態の肌質を指します。
主に有効なスキンケアは「保湿」ですが、加齢が原因で乾燥している場合は、エイジングケア化粧水を使った対策が必要になります。
インナードライ肌
乾燥性脂性肌(インナードライ)とは、パーツごとに肌質が異なる状態。
そのため、部分別のスキンケアをするほか、皮膚の基礎代謝を上げたり、角質層のバリア機能を高めることで症状の改善を見込めます。